カイロ
最近、ホントに朝晩、寒くなってきましたよね。日が照らない時は、日中でも寒いです。服を着込んで暖かくするというのが基本ですが、ある部分だけもうちょっと暖かくしたいとか、どうしても厚着はできないけど実はホカホカでいたいなんていう時は、カイロがいいですね。漢字で「懐炉」って書くぐらいですから、懐にわからないようにそっと忍ばせて使えるんですから。
そっと忍ばすのは、昔は、石を暖めておいて、それを懐に忍ばせておいたようです。「温石」(おんじゃく)と言うそうです。
現代では、カイロは、ホッカイロのような使い捨てカイロが安くて、使いやすいです。ただ、このタイプのカイロは、基本的に鉄粉を酸化させた時の発熱を利用して暖かくするものなので、鉄粉が酸化つまり錆び終わったらおしまいです。捨てるしかありません。捨てる以外に何か使い道があるのかもしれませんが、カイロとしては役立たずですね。要するに、廃棄物です。
ということで、今日は、繰り返し使用できるカイロ(懐炉)をご紹介します。
まずは、金属をパチンとやるだけで発熱し、使用後は熱湯で5分煮るという方法で再利用できるカイロです。
エコ・カイロ(350円)
上のと同じタイプでハード型!(ちょいと恥ずかしい)
Heart Warmer(580円)
次はアメリカ製です。ボタンを押すだけで瞬時に54℃まで温度が上がるそうです。仕組みは不明。
リヒーター(1,500円)
お次はオイル充填式カイロです。発熱時間が最大約24時間。直接オイルを燃やすのではなく、気化したオイルがプラチナの触媒作用で酸化発熱する化学カイロです。オイルを燃やすのではありませんので有害ガスは発生しません。オイル臭いかもしれませんけど。
この手の懐炉は、大正時代から使われていたそうで、「ベンジンカイロ」と言っていたそうです。
長時間保つのが良いですね。ただ、オイルの補充を忘れてしまうかも。でも、なんか格好いいです。
ZIPPOハンディウォーマー2004年モデル(2,300円)
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