水蒸気加熱オーブン
その名も「ヘルシオ」。
約300℃の水蒸気を使って食品を加熱する調理器だそうです。
高温の水蒸気を使って加熱することで、食品に含まれる脂分や塩分を減らし、酸化を抑えてビタミンCを保持する効果があるんだとか。今月9月1日に発売したばかりで価格がかなり高い(定価は126,000円)のですが、予想を上回る勢いで売れているそうで、予定では月産1万台だったらしいですが、すでに2万台に生産を引き上げたそうです。
オーブンというとやはり電熱や火力で暖めたり焼いたりするものですし、暖めるだけなら電子レンジですよね。オーブンは熱風をあてる対流加熱方式で、電子レンジは水を励起するのに丁度良い2.4GHz帯の電磁波をあてて食品中の水分を暖めて加熱する方式です。
ヘルシオは、300℃の水蒸気による対流加熱に加えて、水蒸気が食品に付いた時に水蒸気の温度が下がり液体になる時の凝縮熱を利用するのだそうです。
この凝縮熱がかなりすごくて、一気に多量の熱量を与えることができるために、食品内部の脂が短時間で溶けだして流出・落下するのだそうです。ていうことで、ステーキの場合で約8倍の脂が出て13%もカロリーが減らせるのだそうです。鶏の唐揚げなんかも、肉自身の脂で揚げることができるために、油を使わずにすむそうです。すごいですね。
しかし、ネーミングですが、健康を意味するヘルシーからきているのでしょうけど、私は一瞬「減る塩=ヘルシオ」かと思ってしまいました(爆)。
ということで、今日は、その話題の「ヘルシオ」をご紹介します。
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